水鳥観察センターがオープン 新旭町 10種以上の渡り鳥が飛来
2004年11月1日
秋が深まる中で、滋賀県の湖西地域の琵琶湖に飛来する渡り鳥が日ごとに増え始めた。1日、同地域の水鳥観察の拠点、新旭町水鳥観察センター(同町饗庭)もオープン。センター前だけでも約10種・2000羽余りを見ることができ、野鳥ファンの目を楽しませている。

 同センターによると、今年の飛来は例年より1週間遅れの先月中旬から始まり、オオバンやホシハジロ、キンクロハジロなどが数100羽単位の群れで訪れて、見る間に湖面を埋め始めたという。

 観察指導員がパンや穀物など餌を湖面にまくと、ユリカモメやオナガガモなどが一斉に集まって元気に餌を奪い合い、同センター内から見学する来場者を驚かせた。同センターは「水鳥が繁殖期を迎える直前の1月中旬から2月初旬が飛来のピーク」と話している。
京都新聞


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