実太りも良く順調な生育 今津、「富有ガキ」収穫間近
2004年10月14日
 滋賀県内最大のカキ産地の今津町で、主力品種の「富有ガキ」が色づきはじめた。さわやかな秋晴れの下で、農家は畑を見回り、収穫を心待ちにしている。

 JA今津町によると、同町のカキ生産は1919年から始まり、同町深清水を中心に27ヘクタールで栽培。うち「富有」は23・2ヘクタールを占める。

 わせ品種の「西村」の収穫作業はすでに終盤を迎えており、「平ひら核たね無なし」は15日ごろから、「富有」は11月初めから収穫が始まる。

 地元の栽培農家岡本岩男さん(52)は「一部で虫害が発生しているが、心配した台風被害もなかった。今年の富有は実太りも良く順調な生育。ただ近くでクマがカキを食べる被害が出ており、食害などが拡大しないか心配」と話している。
京都新聞


HOME
Copyright (C) 2003 Shoei Real Estate Corporation. All Rights Reserved