滋賀県高島町宮野の町B&G海洋センターに26日、アテネ五輪銅メダリストの中西悠子選手(23)が訪れ、地元の小中学生と一緒に泳いで交流した。
中西選手は所属する枚方スイミングスクール(枚方市)が同センターのプールでも指導していることから、今年5月中旬にセンターを訪れ、小学生を教えた。この日はメダル獲得の報告を兼ねた訪問で、町内外から約300人が集まった。
中西選手は「高島の人たちの声援を胸に、成果を出すことができた。ここのプールから五輪選手が出てきてほしい」とあいさつした。
この後、中西選手が銅メダルを獲得した競泳200メートルバタフライに、地元の小中学生8人が25メートルごとのリレーで挑んだ。中西選手は小中学生のリレーチームに約1秒の差をつけてゴール。五輪でも見せた力強い泳ぎで会場をわかせた。 |