滋賀で2例目、温水プールを整備 新旭町 3月開館目指す
2004年9月8日
 滋賀県新旭町はこのほど、同町北畑の町健康づくりセンター「いきいき元気館」で、お年寄りの体力維持に役立てる水中歩行運動専用の温水プール棟の増築工事を始めた。同プールの整備は県内2例目で、3月のオープンを目指す。

 同プールの整備は介護予防の一環。プール棟は元気館の東で、計画では、鉄骨平屋延べ床面積約650平方メートル。プールは縦12・5メートル、横7・2メートルで、面積は通常の25メートルプールの半分。水深は、お年寄りの平均身長に合わせて歩行しやすいよう0・95−1・05メートルに設定する。

 プールの水温と室温管理は、東隣で建設中の木くずなどを燃料とする「木質バイオマス燃焼施設」から温水を供給してまかなう。プールのほか、体を温める採暖室や男女別浴室なども設ける。

 町健康福祉課は「プールでの水中歩行は足に負担が少なく運動ができ、お年寄りでも無理なく体力づくりが行える」と話している。
京都新聞


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