戦国の城「清水山城館跡」を知ろう 20日に新旭 国史跡記念シンポ
2004年9月6日
 滋賀県新旭町の清水山城館跡の国史跡指定を記念するシンポジウム(同町教委など主催)が、20日午後1時から同町北畑の町公民館で開かれる。のろしリレーや先人の暮らしの一端を知る記念イベントも同時に行われる。

 清水山城は、近江源氏・佐々木氏一族の高島氏の居城。今年2月27日に国史跡に指定されたのを受け、地域資源として活用する機運を盛り上げるためシンポジウムを企画した。

 シンポでは、千田嘉博国立歴史民俗博物館助教授が「戦国の城・近江の城・清水山城」と題して記念講演した後、「高島7頭と清水山城・城下」をテーマに、千田助教授、下坂守・文化庁美術学芸課長、山村亜希・愛知県立大講師、石田敏・朽木中校長、横井川博之・同町教委生涯学習課主査の5人が意見を交わす。コーディネーターは松田常子・皇子山を守る会事務局長。無料。定員300人(申し込み必要)。

 また、午前11時から打下城跡(高島町)や船木城跡(安曇川町)など6カ所で順にのろしをあげてリレーを行うほか、公民館前で「戦国おにぎり」の販売やガラス玉細工体験などの記念イベントを実施する。問い合わせは新旭町教委生涯学習課Tel:0740(25)8100。
京都新聞


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