琵琶湖―若狭間に快速鉄道を! 今津で建設促進同盟会が総会
2004年9月5日
 滋賀県の高島郡6町村や商工会、観光協会などでつくる琵琶湖若狭湾快速鉄道建設促進期成同盟会の本年度総会と、鉄道アナリストの川島令三さん(53)の講演会「琵琶湖若狭湾快速鉄道ができてどう変わるか!」が5日、今津町内のホテルで開かれた。

 総会には6町村長や町村議会議長ら約30人が出席。昨年度の事業と決算の報告に続き、国や県、関係機関に対する要望活動などの事業と本年度の予算を可決し、鉄道の早期実現に向け町村合併後も建設促進活動を続けることなどを盛り込んだ総会決議を採択した。

 講演会は福井県の嶺南8市町村などでつくる「琵琶湖若狭湾快速鉄道建設および小浜線利用促進期成同盟会」との共催で、福井県側からも約180人が出席。川島さんは車との輸送力の違いや安全性などを説明し、「都市と1時間半で結ぶ快速鉄道はローカル鉄道ではなく、十分に都市鉄道の役目を果たす。JR湖西線の輸送量も増えメリットは大きい」などと話した。
京都新聞


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