子どもの健やかな成長祈願 高島・白鬚神社で“なるこまいり”
2004年9月5日
 子どもの健康な成育を願う「なるこまいり」が5日、滋賀県高島町鵜川の白鬚神社で始まり、県内外から訪れた子ども連れの家族ら約1万人でにぎわった。

 江戸時代中期から続く秋季大祭で、数え年で2歳の子どもに本名と違う名前を授け、その名前で保護者が3日間呼ぶと子どもが無事に育つとされる。

 今年は日曜日と重なり、心配された雨も降らなかったため、早朝から大勢の人が参拝。家族連れは受け付けで「聡士」「志帆」などの名前を授かった後、拝殿で祈とうを受けた。神職が名前を読み上げると、保護者らは神妙な面持ちで耳を傾けていた。6日も行われる。
京都新聞


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