子どもら川の生命の豊かさ実感 マキノで“水辺の楽校”
2004年9月5日
 子どもに水辺の遊びや自然の豊かさを伝える「田んぼ水辺の楽校(がっこう)」が5日、滋賀県マキノ町西浜の唐竹川で開かれた。

 昨年7月に発足した「田んぼ水辺研究会」(会長・前畑政善県立琵琶湖博物館総括学芸員)の主催。魚の産卵場所としての水田を再生するため、水辺の自然を学ぶ取り組みで、親子や祖父母との交流も兼ね企画した。

 この日は、児童や保護者約30人が参加。護岸が改修されていない川で網を使って水中を探り、ウキゴリやシマドジョウ、ザリガニなど10種余りのを次々と捕まえた。絶滅危惧(きぐ)II類に分類されるスナヤツメやダルマガエル、メダカも見つかり、参加者は川の生命の豊かさを実感していた。
京都新聞


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