「子どもミュージアム」始まる 志賀町の木戸小体育館
2004年8月22日
 乳幼児や小学校低学年の子どもたちが昔ながらの遊びや生活、科学に関する体験活動に取り組む「しが子どもミュージアム」が22日、志賀町の木戸小体育館で始まった。

 同町八屋戸の中学校教諭町田弘法さん(42)が代表を務める「子どもミュージアムをつくる会」が主催。昨年まで10年間、京都市内で同様の催しを続けてきたが、今年から会場を県内に移した。

 会場は「世界の人の暮らしを知る」「生活を遊ぶ」「科学を楽しむ」をテーマに設営された。親子連れがスタッフの手ほどきを受けて、毛糸で布を織ったり、まりつきを楽しんだ。また、民族衣装の試着や幼児向けの買い物体験、材木や木のブロックで建物を造るコーナーもにぎわった。

 町田さんは「小学校低学年までの子どもが楽しめる社会教育施設が少ない。県内で継続的に開催して、学びの場づくりに役立てたい」と話していた。25日まで開かれる。
京都新聞


HOME
Copyright (C) 2003 Shoei Real Estate Corporation. All Rights Reserved