高齢者や子ども、障害者らが集う「あったかほーむ(地域密着小規模・多機能型サービススペース)」への理解を求めるフォーラムが28日、滋賀県今津町今津中沼1丁目の今津東コミュニティセンターで開かれた。高島郡内や志賀町の住民ら約40人が参加した。
「住民みんなで創り築く、安心の地域(まち)づくり」をテーマに県湖西地域振興局などの主催。滋賀地方自治研究センターの北川憲司副理事長がコーディネーター、特定非営利活動法人市民がささえる市民活動ネットワーク滋賀の阿部圭宏代表と、同法人しみんふくしの家八日市の小梶猛理事長、新旭町の同法人元気な仲間の谷仙一郎代表がパネリストを努めた。
「あったかほーむ」を運営する小梶理事長と谷代表が活動状況などを説明。阿部代表が「財政が厳しく行政事業も行き詰まる中で、住民が果たせる役割は大きい。そのひとつに、あったかほーむがある」と説明。北川副理事長も住民の奮起を促し、参加者は熱心に聞き入っていた。 |