「灯ろうねぶた」の製作が始まる 今津町・高島音頭総踊りを彩る
2004年7月2日
 滋賀県今津町で8月7日に行われる高島音頭総踊りを彩る「創作灯ろうねぶた」の製作がこのほど、同町内で始まった。今年は自治会や商店街など7団体が新たに約20基を製作。保存分と合わせ約100基のねぶたと、児童が作る灯ろう約800個を同5日から、同町の今津文化会館前に飾る。

 ねぶたは2000年夏、町内のまちおこしグループが「琵琶湖ねぶた」を作り、湖上に浮かべて好評だったことから、翌年に住民有志が「創作灯ろうねぶた普及の会」(市川一代表)を結成。各団体に参加を呼びかけて実施している。

 6月13日から製作を開始し、普及の会は同町今津の町重機車庫に週2回、メンバーが集合。JR湖西線開業と今津港開港の30周年記念に合わせ、電車と船を製作している。角材を組んだ電車は高さ1・3メートル、幅0・9メートル、全長2メートルの外観が分かりはじめている。市川代表は「今年は一段と雰囲気を盛り上げたい」と話している。
京都新聞


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