滋賀県新旭町藁園の新旭花しょうぶ園が29日、開園した。園内には120種類、約15万株のハナショウブが栽培され、見ごろは6月10日ごろという。
同園は1989年5月にオープンした。広さは約3・8ヘクタールあり、昨年は約2万人が訪れ、すっかり観光名所となった。
開花は現在、1割程度だが、早咲きのハナショウブ2品種が白や薄紫の花を咲かせている。町観光協会によると、咲き具合は例年通りという。
町は今年3月から、牛ふんなどを使った有機肥料による土壌改良を行った。農薬や化学肥料を使用しない方針で、来園者の健康に配慮した「オーガニック栽培」をアピールしている。6月30日まで。入園料は大人500円、子供250円。 |