「流鏑馬」や「奴振り」奉納 新旭町・大荒比古神社で「七川祭」
2004年5月4日
 滋賀県新旭町安井川の大荒比古神社で4日、例祭の「七川祭」があり、県選択無形民俗文化財の「奴(やっこ)振り」や「流鏑馬(やぶさめ)」が奉納された。

 午後1時から、中学生8人を含む若衆12人が紫色のはんてんとわらじの奴姿にかっぱを着て、時折、激しい雨が降るなか「奴振り」のなかの「的振り」を披露し、約300メートルの馬場を練り歩いた。流鏑馬では狩衣(ぎぬ)姿の男性が巧みに馬を操り、勇壮に駆け抜けて、見物客から歓声と拍手を受けた。

 七川祭は湖西3大祭のひとつ。近江守護・佐々木源氏が戦勝の際、12頭の流鏑馬と12基の的を献納したのが始まりといわれ、鎌倉時代から続くという。
京都新聞


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