ちょうちん明かりの曳山巡行 日吉神社・大溝祭の宵宮
2004年5月3日
 滋賀県高島町勝野では、日吉神社の大溝祭(県選択無形民俗文化財)の宵宮が行われ、ちょうちんで飾った曳山(ひきやま)5基が、城下町の面影を残す町内を巡行した。

 同祭は17世紀前半に分部光信が大溝城主になった際に、前任地の伊勢上野(三重県)から移したと伝えられる。この日は、ちょうちんに明かりをともした「勇」や「龍」「港」など5基の曳山が各山蔵を夕刻に出発し、同町勝野の総門(旧大溝陣屋正門)前に集結。午後7時から、本宮と同様に今年の1番山の「巴」から順に、囃子(はやし)方を乗せた曳山が巡行して沿道の観客を魅了した。

 本祭の4日は、雨天でなければ午前10時ごろから巡行する。
京都新聞


HOME
Copyright (C) 2003 Shoei Real Estate Corporation. All Rights Reserved