くつき温泉てんくうの新館、フロント棟完成 21日からオープン
2004年4月9日
 朽木村が同村柏の「くつき温泉てんくう」で進めていた新館とフロント棟の増築工事が完成し、21日から新館で営業を開始する。

 同温泉はリゾート施設「グリーンパーク想い出の森」の目玉として95年7月にオープン。京都からの交通の便が良いこともあり、夏場の週末などは混雑して1時間以上待たないと入浴できない状態が慢性化していた。

 このため本館東側に鉄筋コンクリート2階建て延べ1044平方メートルの新館を建設。大浴槽と露天風呂が2つずつあり、岩を多く用いた。露天風呂は高さ約4メートルの巨大な天狗(てんぐ)の面で仕切られている。本館の露天風呂が水着着用なのに対し、新館は裸浴で大浴槽と共に利用でき人気を呼びそう。

 5月の連休まで平日は新館のみ営業、休日は新館と本館の両方で営業する。連休後に本館のリニューアル工事を進め、夏休み前に完成の予定。同温泉の入場者はピーク時、年間28万人を超えたが、マキノ町や志賀町に温泉施設が出来た影響もあり、近年は20万〜21万人に減っていた。村ではイメージの一新で2〜3割アップを期待している。総事業費は約5億円。

 入浴料は600円(3歳以上〜小学生は300円)。月曜休館(春休みと夏休みは営業)。問い合わせは同想い出の森(0740・38・2770)。
毎日新聞


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