交通マナー、マキノ町がトップ 滋賀県警がランキング作成
2004年4月8日
 滋賀県警はこのほど、県内で昨年発生した人身事故をもとに、住民の交通マナーを各市町村別に評価した「交通マナーランキング」を作成した。飲酒運転や無免許運転の事故者がゼロだったマキノ町が2年連続でトップとなり、事故加害者数などが多かった八日市市が最下位だった。

 昨年の人身事故約1万件を分析し、過失の大きい当事者の「事故原因者」、飲酒運転や速度超過などの「ドライバーの違反」、シートベルトとヘルメットの未着用者、自転車や歩行者の違反の4部門で評価。居住地別に住民や免許取得者1000人当たりの発生率で換算して順位を付けた。

 トップは、飲酒、無免許、信号無視、追い越しで事故を起こした住民がいなかったマキノ町で、2位は高月町(昨年14位)。3位の永源寺町(同35位)と4位の多賀町(同43位)はともに昨年より大きく順位を上げた。5位は余呉町(同6位)。

 最下位の50位は八日市市(同45位)。事故の加害者が住民1000人あたり7・7人と各市町村で3番目に悪い数字となり、4部門すべてでワースト10位以内に入った。ワースト2位は愛知川町(同48位)、同3位は中主町(同24位)、同4位は甲良町(同50位)、5位は湖東町(同42位)だった。

 県警交通企画課は「主要国道の通る湖東地区が悪い評価になっている」としている。ランク表は各署で配布している。
京都新聞


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