大津市北部の観光地図 堅田観光協会が発行へ
2004年4月7日
 滋賀県大津市北部の観光に役立てようと、市堅田観光協会が近く観光地図を完成させる。とんちで有名な一休さんが悟りを開いた祥瑞寺(本堅田1丁目)など、地元以外ではあまり知られていない名所をPRする。

 地図は縦40センチ、横60センチの大きさ。「ななまちめぐり」と銘打ち、北からカツラ川、伊香立、真野北、真野、堅田、仰木、仰木の里の7つの地域を案内する。協会の副会長で国民宿舎を経営する西田源治さん(53)=今堅田1丁目=が発起人となり、協会員と住民約20人で、昨年10月から実際に歩いて調べた。

 地図にはキャンプ場や水泳場、主要社寺を写真付きで掲載し、また堅田の住民が守り伝えている奇祭「内侍まつり」や散策おすすめコースも紹介する。西田さんは「地図の完成を待って、7地域の歴史を知る勉強会も開きたい」と話している。

 地図は1万部印刷され、5月初旬までにJR堅田駅や浮御堂(本堅田1丁目)に置かれる。
京都新聞


HOME
Copyright (C) 2003 Shoei Real Estate Corporation. All Rights Reserved