欧州の愛好家 本格道場で練習 マキノ町の弓道場
2004年4月7日
 滋賀県マキノ町寺久保のペンション・オリーブの弓道場に7日、ヨーロッパの弓道愛好家19人が訪れ、練習した。

 訪れたのはドイツやフランス、スイス、オーストリアなどの愛好家。京都市で唯一の御弓師(21代目)で日置流備州竹林派の弓道家の柴田勘十郎さん(52)=下京区=とアメリカ在住の先代の指導を受けている。整った場所で弓を引くため、今月4日から2週間の予定で来日している。

 柴田さんも設計にかかわった弓道場で、一行は精神を集中させ、1本ずつ矢を射った。スイスの教師ハンス・ガイスベルグさん(52)は「本格的な道場で練習でき、うれしい。日本で矢を射る意義は大きく、気分も引き締まる」と話した。
京都新聞


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