子どもの視点で街づくり 大津・志賀の市民団体が歴史マップ
2004年3月18日
 魅力的な町づくりに取り組む「大津・志賀地域まちづくり協働会議」(末富孝也座長)がこのほど、京阪電車石坂線沿線の歴史探検マップを作った。子どもの視点を取り入れ、市内の小学生がよく遊ぶ場所や景色がいいと思う場所も盛り込んでいる。

 市民や企業、団体などで構成する同団体は京阪電車石坂線と公園を利用した町づくりを考えている。今回は学校や家族で石坂線沿線の魅力を再発見しようと、歴史探検マップを企画した。

 地図は縦25センチ横70センチ。京阪浜大津駅から石山寺駅周辺で、有名な社寺や遺跡をイラストと説明入りで紹介した。沿線の小学校7校の生徒約700人にアンケートし「クワガタが採れる」とか「桜並木がきれい」とかいった情報も地図に載せている。

 2004年度には、浜大津駅から坂本駅周辺の地図も作る予定。今回のマップは2000部作り、希望者にわける。申し込みは滋賀総合研究所Tel:077(525)2871。
京都新聞


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