高砂部屋8力士、志賀町を訪問 ちゃんこや力比べで交流
2004年3月9日
 大相撲高砂部屋の朝乃若関(34)や闘牙関(29)ら8力士が9日、滋賀県志賀町を訪れ、園児との力比べや住民と記念写真を撮るなど交流した。会場の北小松の料亭では、力士が味付けしたちゃんこ鍋も振る舞われ、約300人が舌鼓を打った。

 8年前から朝乃若関と親交の深い、コンピューター販売会社を営む笹川光吉さん(55)=同町南比良=が、相撲への興味を高めてもらおうと企画した。この日は午後1時から、ボランティア約10人が力士とともにみそとキムチ味の2種類の鍋を準備した。

 住民約100人や近くの志賀北幼稚園の園児と保護者ら約200人が参加した。子どもたちはまわし姿の若手力士に体当たりしたりぶら下がって大はしゃぎ。直径1・2メートルの大鍋の周りには、力士の調理を見守る人の輪ができ、来場者はなべ料理を食べ冷えた体を温めた。朝乃若関は「子どもたちの良い思い出になって、相撲人気の復活につながれば」と笑顔で話していた。
京都新聞


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