間近に見たネパールの状況語る 今津中で訪問報告会
2004年3月7日
 アジアの子どもたちの支援活動に取り組んでいる今津中(滋賀県今津町)は7日、「中学生ネパール王国訪問交流報告会」を今津東コミュニティセンターで開いた。8年間の活動と今年1月に同国を訪問した3年生5人が発表した。

 同中学生のネパール訪問は4年ぶり3回目。1月24日から2月1日まで訪れ、呼びかけで集まった鉛筆やボールペンなど約1万点を届け、親交を深めた。

 報告会には父母ら約70人が参加。中学生5人が厳しい生活環境や勉強に取り組む姿勢の違いなどを話し、貧困に苦しむ子どもを見て「生活態度を見直すべきと教えられた」と報告した。

 同中は1996年から、古紙や空き缶などの回収やバザーなどを行い、カトマンズ近郊の学校に2教室とトイレの建設費を寄贈。一昨年からはカンボジアに井戸建設資金やユニセフを通じたワクチン資金の支援活動も行っている。
京都新聞


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