マキノ町が産品直売施設 161号線沿い、「道の駅」めざす
2004年3月1日
 滋賀県マキノ町海津の町有地で、農林水産物の直売施設が建設されている。10月1日の開設予定で、町では「道の駅」の登録を目指しており、県内では12カ所目、県内の国道161号では初めてとなる。

 町が建設している施設で、敷地約1480平方メートルに鉄骨造り平屋約470平方メートル。計画では、峠に位置することから、外観を峠茶屋をイメージした和風に仕上げる。総事業費は約1億9700万円。

 完成後は、町観光協会が主体的に管理運営し、地元の生鮮野菜やシイタケ、湖魚のつくだ煮、地元産のコメを使った発芽玄米などを販売する。また、地元の食材を使った食事施設も配置する予定。町産業振興課は「町の活性化に役立てたい」と話している。

 建設場所は、福井県境に近く、通過台数が1日約15000台(国土交通省調べ)と多く、これまで沿線にトイレや休憩施設がなかったことからドライバーたちから要望も強かったという。

 国交省は、施設の隣にトイレと休憩施設を建設する計画で、すでにチェーン脱着場兼駐車場を設け、昨年末から使用を開始している。
京都新聞


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