親子ふれあう体操教室が好評 びわこ成蹊スポーツ大
2004年1月19日
 滋賀県志賀町北比良のびわこ成蹊スポーツ大で、幼児と親を対象に無料で開かれている「親子体操教室」が地元住民に好評を得ている。音楽に合わせて踊ったり、ゲーム性を持たせて全身運動を行ったりして、親子が楽しい汗を流している。

 地域に密着した取り組みの一環として「運動を通した幼児の健康と心の成長」をテーマに、大学が昨年6月から開いている。留学当時、体操のドイツ選手権で2連覇した地域スポーツ学の長瀬整司教授(58)が指導。音楽に合わせたストレッチや足元の新聞紙を親子で奪い合う競技など、参加者を飽きさせず、親子のふれあいを重視した教室となっている。

 会場の体育館には器械体操の器具を組み合わせた「遊園地」も設けられる。平均台をレールにしたジェットコースターやマットと跳び箱を組み合わせた滑り台もあり「喜びながら、体を動かしてほしい」(長瀬教授)。

 当初ははわずか20人だった参加者が口こみで広がり、12月の第5回教室には大津市や京都市から100人を超える親子が集まった。長男(5つ)と参加した志賀町木戸の会社員江頭基次さん(43)は「仕事が忙しく、親子で体を動かすことがほとんどないので、ありがたい。最初は嫌がっていた息子も喜んでいます」と話す。

 教室は月に1度、午後1時から1時間半。2−8歳くらいの子どもと保護者が参加できる。希望者はびわこ成蹊スポーツ大Tel:077(596)8458へ申し込む。
京都新聞


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