中江藤樹の足跡巡り、ごゆるりと 安曇川に総合案内所
2004年1月3日
 滋賀県安曇川町上小川の藤樹書院跡(国指定史跡)の南隣に、日本陽明学の祖・中江藤樹の休憩所を兼ねた総合案内所「良知館」がほぼ完成、4月1日にオープンする。

 同書院跡一帯には藤樹の墓や記念館、藤樹神社などがあり、年間約2万人が訪れる。しかし、休憩所やトイレがなく、町が受け入れ態勢を完備するため敷地約620平方メートルに建設していた。

 良知館は公募して名付けた。木造平屋建て約140平方メートルで、地元有志によるボランティアガイドの詰め所や障害者用を含めたトイレなどを整備した。総事業費は約6200万円。町は3月25日に完成式を行う予定。町は「近隣町村の観光施設を巡る拠点としても活用してほしい」と話している。
京都新聞


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