滋賀県マキノ町のマキノスキー場で6日、スキー場開きが行われた。今シーズンから、スキーをはいたまま斜面を登ることができる国内最長の「動く歩道」が新設され、関係者が試乗して降雪と来場者の増加を願った。
同スキー場は1924年の開設以来80年近い歴史を誇るが、近年は来場者がピーク時の2分の1の約5万人まで減少。このため、家族連れをもっと呼び込もうと今回の施設整備を行った。
動く歩道は第1ゲレンデに設置され、全長102メートルを約3分で登ることができる。同スキー場ではほかにも、ビニールシートを張ったトンネルやカラフルなアーチなどの雪上遊具、幼児向けのプレイランドなどを配置することにしている。
スキー場開きには、地元の住民や観光関係者ら約50人が出席。安全祈願の後、1人ずつ動く歩道の乗り心地を確めた。 |