古布の作業着など魅力紹介 安曇川町でパッチワーク展
2003年12月6日
 滋賀県安曇川町青柳の町立図書館で6日、「箪笥(たんす)の中の仲間達−湖国の布とパッチワーク展」が始まり、古い布を活用したカバンや農作業着が来館者の目を引いている。

 県内の農家などではぐくまれた木綿や麻布の衣服などを通じ、暖衣飽食の時代を見つめ直してもらおうと、同町内の「寺子屋お針サークル」(武田絹枝代表)が企画した。

 展示コーナーでは、古布を活用した温かみのあるパッチワークのカバンや敷物などの作品、農家の女性の作業着、古い着物を細く裂いて織りなおした裂織(さきおり)などを紹介。年配の女性らが懐かしそうに見入っていた。21日まで。
京都新聞


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