コハクチョウ、飛来の数増える  琵琶湖の冬の使者
2003年11月 3日
 滋賀県新旭町深溝の琵琶湖で2日夕、冬の使者・コハクチョウの飛来が確認された。湖西地方への初飛来は昨年より1週間遅いが、3日には数も増え、野鳥ファンの目を楽しませている。

 同町饗庭の水鳥観察センターによると、同センターの観察ボランティアで高島高1年木原茂喜君(16)=安曇川町西万木=が、6羽の初飛来を観測した。3日には一気に30羽に増え、幼鳥が親鳥に寄り添って湖面を泳いだり、水草をついばんだりしている。

 同センターは「一気に30羽が来るのは初めてで、今期はどれほど来るのか楽しみ。3月前後まで観察できる」と話している。

 湖北地方では先月22日に28羽の初飛来が確認されている。
京都新聞


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