滋賀県志賀町のびわこ成蹊スポーツ大で31日、サッカー元日本代表主将で同大客員教授を務める井原正巳さん(36)と、町内の木戸小児童とのスポーツ交歓会が開かれた。子どもたちはミニゲームやPK戦で、井原さんの繰り出すボールを追いかけ、サッカーの面白さを満喫した。
交歓会は、子どもたちに本物の技にふれさせてほしいと木戸小が大学に要望、実現した。
3年生以上の児童約180人が参加。サッカー選手を志した理由などを井原さんに質問した。続いて6人制の試合を2回行った。井原さんは劣勢のチームに加わり、時折ドリブルで子どもたちをかわして好機を演出し会場を湧かせた。
4年生の中村秀輔君(9つ)は「動きが早くてボールを奪えなかったのが残念」と興奮気味に話した。井原さんは「将来の夢を大切に、勉強に運動に楽しい学校生活を送って」とエールを送った。 |