朽木村と小浜市結ぶ林道開通 「おにゅう峠」で式典
2003年10月24日
 鯖(さば)街道の一つに沿って整備が進められていた滋賀県の朽木村小入谷と福井県小浜市上根来を結ぶ「林道上根来・小入谷線」の開通式が24日、県境の「おにゅう峠」で行われ、両村市の住民や関係者ら約100人が完成を祝った。

 林道は、県と小浜市が植林地の維持管理のために計画。工事は1987年に福井市側から始まったが、イヌワシ生息地が見つかりルート変更を行ったために工期が約3年遅れた。全長約13キロ、総事業費は約15億円。生活道や観光道として期待されている。

 開通式では、小浜市の村上利夫市長と朽木村の玉垣勝村長があいさつした後、「おにゅう峠」の石碑を除幕した。同峠の名称は、林道整備に伴い名付けられた。
京都新聞


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