通行料金を大幅減額 交通実験始まる 滋賀県「湖西道路」などで
2003年10月18日
 滋賀県の有料道路「湖西道路」と「日野水口有料道路」で18日、通行料金を大幅に減額する交通実験が始まった。31日まで続けられ、周辺の一般道路の渋滞緩和への効果を調べる。

 県や近隣市町、警察などでつくる社会実験協議会が実施。期間中、日本道路公団が管理する湖西道路は通行料金を車種を問わず約半額に、県道路公社が管理する日野水口有料道路は一律100円にし、交通量、騒音の調査、利用者へのアンケート調査などを行う。

 湖西道路では、普通車の料金が大津市−志賀町の全線通過で830円が400円に。大津市の仰木雄琴料金所では、徴収員に「(減額は)いつまで続きますか」と尋ねるドライバーもいた。徴収員は「いつもより車が若干多い。減額がドライバーに周知されたら、さらに車が増えるのでは」と話していた。
京都新聞


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