村田秀穂さんが水墨画展 琵琶湖の四季しっとり 安曇川町で18日から
2003年10月16日
 安曇川町西万木の水墨画家で日本南画院院人の村田秀穂さん(69)の水墨画展が、18日から同町田中のギャラリー藤乃井(0740・32・0150)で開かれる。

 村田さんは33歳の時から3年間、京都の扇面絵師について学び、その後、家業の扇子づくりの傍ら日本画を続けた。18年ほど前からは琵琶湖の四季をしっとりと描ける水墨画に専念。今回は古希を前にした区切りの初の個展で、この1年間に描いた10〜20号の新作25点を展示する。「湖畔の雪」「比良を仰ぐ」など琵琶湖畔をはじめ信濃路、木曽路などの風景が温雅な筆致で描かれ、見る人を引きつけそうだ。26日まで。
毎日新聞


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