大津・安曇川で「魚のつかみ捕り」 夏休みの家族連れでにぎわう
2003年8月26日
 美しい山に囲まれた大津市葛川坊村町の安曇川上流の河畔で、葛川漁協が「魚のつかみ捕り」を開いており、夏休みの家族連れらでにぎわっている。

 川と平行するように谷水を引いた幅約四メートルの人工河川を設置。川を五−六メートルの間隔で仕切り、その中で放流したアユ、アマゴ、イワナを捕まえる。水深が一〇センチ以下で、流れも緩やかなため、小さな子どもでも安全に楽しめるのが人気の秘密。

 子どもたちは、父親らと冷たい川に入ると、目を輝かせて、水浸しになりながら魚を追い、捕まえるたびに大きな歓声を上げていた。

 祖父母ら家族十人で兵庫県から遊びに来たという大隅梨央ちゃん(7つ)は「魚は逃げるのが早かったけど、たくさん捕まえた」と笑顔を見せていた。

 つかみ捕りは九月末まで。料金は大人一人二千円(魚四匹付き)、小人一人千円(魚二匹付き)。問い合わせは、葛川漁協=電077(590)2120=へ。
中日新聞


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