琵琶湖快速鉄道建設で総会開く 高島郡と福井県の各市町村が連携
2003年6月30日
 滋賀県高島郡6町村でつくる「琵琶湖若狭湾快速鉄道建設促進期成同盟会」と、福井県8市町村の「琵琶湖若狭湾快速鉄道建設および小浜線電化促進期成同盟会」が30日、それぞれ今津町のホテル内で総会を開き、終了後に合同講演会を開催した。福井県側の同盟会が滋賀県で総会を開くのは初めてで、事務局の小浜市は「同じ目的を持つ団体なので、これを足がかりに連携を深めたい」としている。

 同快速鉄道は、今津町と福井県上中町を結ぶ約20キロの鉄道建設構想。両期成同盟会は同じ目的を持ちながらこれまで別々に活動してきたが、今回は、実現に向けて歩調を合わせるため同じホテルで総会を開くことにした。

 滋賀県側の総会は約40人が出席。「滋賀・福井両県に対し積極的に協議を進めるよう要望する」とした決議を採択。今津町の山口武町長を会長に再任した。また、福井県側の総会は約80人が出席。新年度事業計画で「快速鉄道の実現に向けて関係機関と連携を図る必要がある」とした。

 合同講演会は、福井大学の川上洋司教授が、同快速鉄道について、北近畿の発展と関連づけて講演した。
京都新聞


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