琵琶湖周航の歌 歌い継がれて85年 今津町で29日に音楽祭開催
2003年6月25日
 第7回琵琶湖周航の歌音楽祭合唱コンクールが29日、歌の誕生地である滋賀県今津町の今津文化会館で開催される。今年は歌が生まれて85周年の節目。作詞者小口太郎の郷里・長野県岡谷市で小口の顕彰活動をしている「小口太郎顕彰碑保存会」の会員をゲストに迎え、今津町の「環境を守るいまづの会」が、歌の原曲「ひつじぐさ」にちなんでヒツジグサの苗を贈る。

 琵琶湖周航の歌は、旧制三高(現京都大)のボート部が、部員の小口が作った詞を吉田千秋作曲の「ひつじぐさ」のメロディーに合わせて歌ったのが始まり。

 「環境を守るいまづの会」は、2年前のコンクールに参加した吉田の母校、新潟県新津市の小合中にもヒツジグサを贈っており、「ヒツジグサを通じて、歌に関係する3つの市町の連携が深まってほしい」と張り切っている。

 コンクールには、県内をはじめ、大阪、京都、愛知などの合唱団計23団体が参加する。入場無料。
京都新聞


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