特産「扇子」作りで国際交流 安曇川の児童 米小学生と
2003年6月20日
 扇子の骨組み「扇骨」の製造が盛んな滋賀県安曇川町の広瀬小に20日、米国・オレゴン州ユージン市の小学生が訪れ、一緒に扇子を作って交流した。

 訪れたのは、同市の「友人学園」の5年生8人。2週間の修学旅行で日本を訪れており、5年前から交流している同小を訪問した。同学園の規子・ルース教諭によると、同州では日本語の学習熱が高く、同学園でも授業の半分を日本語で実施している。市名の「ユージン」が「友人」に通じることから、校名を漢字で標記しているという。

 8人は、広瀬小の5、6年の児童約30人とじゃんけんゲームなどをした後、扇子作りに挑戦。扇面に国旗や名前、風景などの絵を描いて扇骨に当てはめて、扇子を完成させた。同小6年の平井靖久君(11)は「日本語と英語を交えて野球の話題で盛り上がった」と話していた。
京都新聞


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