マキノ町のアーティーチョーク順調 ホテルで本格使用へ
2003年6月5日
 マキノ町のマキノプリンスホテルが町内の農家に今年初めて試験栽培を依頼したフランス料理の高級食材「アーティーチョーク」が収穫時期を迎えた。試食した同ホテルの関係者らは将来、マキノ町の特産品の1つになればと期待している。

 アーティーチョークはキク科の多年草。和名をチョウセンアザミといい、フランス料理では、がくの部分をゆで、料理の付け合わせにしたり、中に食材を詰めたりして食べている。

 同ホテルによると、日本では房総半島の一部で栽培されている程度で、料理にはほとんど輸入品を使っている。

 今年は約300平方メートルの畑に200本植えた。肥料をほとんど施さなかったが立派に育ち、一部をホテルの関係者で試食。食材に提供するにも十分のできだった。今後、耕作面積を増やしてもらい、ホテルの食材に使って町の特産品にしていきたいという。
中日新聞


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