滋賀県安曇川町田中の町藤樹の里ふれあいセンターで、フジの愛好家らが出展した「ふじの盆栽展」が、25日から始まった。フジの甘いほのかな香が漂い、訪れた人たちの気持ちを和ませているよう。
地元の愛好家と町で作る同展実行委員会が、日本陽明学の祖で同町出身の中江藤樹にちなんて毎年開催している。今年は、3月以降になっても気温が上がらず、開花が遅れているという。
約120鉢を出展。「長藤」や「だるま藤」など、紫色をはじめ、赤や白の花を咲かせた盆栽が並んでいる。27日には抹茶のサービス(無料)もある。30日まで。
|