地元の木材ふんだんに使い朽木村「やまびこ館」完成
2003年4月11日
 滋賀県朽木村市場に完成した村文化交流施設「やまびこ館」のしゅん工式が11日、施設内のホールで行われた。村内産の木材をふんだんに使った施設で、村は「木の温もりが感じられる施設に仕上がった」と喜んでいる。

 施設は、鉄筋コンクリート1部2階建て延べ2300平方メートル。村が約7億1500万円をかけて建設した。村住民の約1割に当たる約250の座席を設けたホールや村教委の事務局がある。図書室も併設され、蔵書数は旧来の図書室の約7倍、3万冊となった。また村内産ヒノキ製の書架や机を配置した。

 式典では、澤井功村長が「村にとっては少々ぜいたくな施設だが、村の文化振興に役立つ」とあいさつ。名称公募で「やまびこ館」を応募した同村市場の山口信二さん(79)を表彰した。
京都新聞


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