ふれあいハウスを安曇川町に寄贈  京都新聞社会福祉事業団
2003年3月25日

 京都新聞社会福祉事業団は、障害者らが琵琶湖畔でキャンプを楽しみ交流を深めてきた滋賀県安曇川町下小川の「びわ湖ふれあいハウス」を3月末で閉鎖し、土地と建物を安曇川町に寄贈することを決めた、

 同ハウスは敷地約2000平方メートル、建物は鉄筋コンクリート2階建て(1部3階建て)延べ約500平方メートル。1982年、募金で建設し、翌年から、青少年の健全育成を目的にキャンプ活動の拠点として親しまれてきた。

 年間利用者はピーク時には約60団体、約5800人あったが、近くにレジャー施設が多く開設されたこともあり、近年は20団体、約1300人と減少、利用料だけではまかなえず、ほかの募金からの充当も限界にきていた。

 ハウスの閉鎖とともに、近くの近江白浜にある「びわ湖ふれあいキャンプ場」も事業を終了する。

 安曇川町の福井俊一町長は「福祉施設として利用し、地域福祉への思いを引き継ぎたい」と話している。

京都新聞


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