滋賀県高島市内で作られる発酵食品の魅力を、小売店や飲食店の仕入れ担当者にPRする「食べる商談会」が7日、市観光物産プラザ(同市新旭町旭1丁目)で開かれた。
市商工会や観光協会など4団体で組織する市産業連携推進協議会が初めて企画し、市内16事業者が参加。京阪神などから訪れた発酵食や自然食品を扱う店のバイヤーや料理人ら25人が、それぞれのブースを巡った。
参加者は日本酒やみそといった定番から、へしこを使ったさばすしや発酵のノウハウを生かしたドレッシングなど、多彩な商品を試食し、担当者と話しながら品定めした。
滋賀の食材にこだわったレストランを大阪で経営する上田和矢さん(35)=野洲市=は「酢やヨーグルトは高島の業者から仕入れている。女性を中心に発酵食は人気なので、いい出会いがあればうれしい」と話した。 |