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アユ量、平年並みかそれ以上 琵琶湖稚魚調査で2.54倍
2018年11月17日
 滋賀県は16日、不漁が続く琵琶湖のアユについて、12月から始まる今シーズン当初の資源量は平年並みか、それ以上になるとの見通しを示した。琵琶湖で調査捕獲された稚魚(ヒウオ)が10月時点で平年の2・54倍、11月時点も平年並みに確認されたため。一方、産卵環境を整えた人工河川では放流量を増やしたが、台風による設備の不具合で、ふ化量が減少したことを明らかにした。

 同日の県議会委員会で説明した。琵琶湖の9カ所での引き網による調査で、10月に290匹(平年114匹)、11月は87匹(同88匹)が確認できた。不漁だった昨年はそれぞれ50匹、6匹だった。

 県は「琵琶湖で育つアユの数は平年並みか、平年以上とみられる」と判断し、12月のえり漁解禁後、全国の河川への放流向けに必要とされるアユの量はまかなえると推測した。

 一方、安曇川人工河川(高島市)では、例年より約8トン多い16トンを放流したが、ふ化して琵琶湖へ下るアユの量は計画した32億匹に対し、15億匹しか確認できなかった。

 県水産課は、琵琶湖の水深20メートルにある取水口が9月4日の台風で砂に埋まって低温の水を取れなくなり、人工河川の水温が産卵やふ化に最適な18度から23度に上昇したことなどが要因と分析。天然河川での産卵が順調で、人工河川の減少分を補ったとみており、「これを教訓に日常の点検を徹底したい」と説明した。
京都新聞


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