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扇骨を活用したルームフレグランス 京扇子の会社、資金も募る
2018年8月21日
 京扇子製造卸の大西常商店(京都市下京区)は、扇骨を活用したルームフレグランス(室内用の芳香商品)を開発した。香料が染み込みやすい竹の性質を利用した商品で、扇骨職人の育成にもつなげようと、インターネット上で資金を集めるクラウドファンディングも開始した。

 新商品は「扇(おうぎ)ルームフレグランスかざ」。清水焼の容器に白檀(びゃくだん)や桜などの香料を入れ、柄を施した10本の扇骨を差し込むと竹の繊維が香料を吸い込み、芳香を漂わせる。京扇子の製造時に扇骨に香料をつけると、香りが約1年間持続する性質に着目して開発した。

 クラウドファンディングは、高島市の扇骨産地を活性化させるプロジェクトとして行う。インターネットサイト「CAMPFIRE」を通じて、支援金として7千円を拠出すれば、1個8640円の新商品が贈られる。9月7日までに集まった資金を扇骨職人の育成に充てる。

 市販はクラウドファンディング後に本格的に始める予定。同社は「京扇子の生産は近年減少し、職人の高齢化や後継者不足も課題になっている。新商品を拡販することで扇子の需要期である夏以外の職人の仕事を増やしたい」としている。
京都新聞


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