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信長ゆかり大溝城遺跡、本丸南西角の石垣発見 滋賀
2018年3月16日
 織田信長が築城し、おいの信澄(のぶずみ)が居城とした大溝城遺跡(滋賀県高島市勝野)の発掘調査で、同市教育委員会は15日、本丸の南西角に当たる石垣が見つかった、と発表した。石垣は、現存する天守台の南辺石垣の延長線上に連なり、位置関係が廃城後に描かれた絵図と一致した。市教委は「本丸の規模や構造を確定する重要な手がかり」としている。

 調査地は、天守台の西約30メートルと北西約35メートルの2カ所。本丸の南西角に当たる石垣は、西の調査地で見つかった。上部は崩され堀に落ち込んでいたが、下部は自然石を積み上げる当時の石垣の特徴をとどめていた。また、北側の調査地でも本丸北側のものと見られる石垣が見つかった。

 市の資料館で保管する、1664(寛文4)年の絵図「大溝城下古図」には、天守台が本丸の南東角に位置し、堀と接する形に描かれている。市教委の宮ア雅充主任は「絵図の内容を裏付ける発見だ」とする。

 市教委は過去の調査で見つかった4カ所の石垣の位置や絵図の記述を照合し、本丸の規模を「東西約52メートル、南北57メートル」と推定している。

 城郭に詳しい中井均・滋賀県立大教授は「信長の安土城以降、秀吉の大坂城までの間に築かれた城郭は、ほとんど残っておらず、城郭の変遷の空白を埋めることができる」と評価する。

 2カ所の調査地からは、過去の調査と同様に、安土城と同じ文様の軒丸瓦や平瓦の破片約100点も見つかった。現地説明会は18日午前10時から。市教委文化財課0740(32)4467。
京都新聞


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