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柿、台風にも負けず立派に 滋賀・高島で品評会
2017年11月1日
 滋賀県内の農家が育てた柿のできばえを評価する「県果樹品評会」の「かきの部」の審査が31日、道の駅「藤樹の里あどがわ」(高島市安曇川町青柳)で開かれた。台風に負けず、立派に実った秋の果実がずらりと並んだ。

 県果樹組合連合会と県の主催。連合会加盟の組合の農家6人が早生(わせ)の3品種9点を出品した。県の技監や市場関係者、ホテルのシェフら9人が審査員となり、外観、色つや、味と食感、糖度の4項目について10点満点で評価した。

 審査の結果、今津町果樹組合の清水正樹さん(高島市)が育てた「松本早生」が、最も高い評価を受けた。出品された柿はその場で即売され、道の駅を訪れた観光客たちの人だかりができた。

 今秋は台風21号の通過で、県内の柿農家でも広い範囲で落果や枝折れ、実が傷つくなどの被害が出た。審査会への参加も例年の半分程度に減ったが、県農業経営課は「味は例年と変わらず、甘くておいしい。品評会が柿のPRにつながれば」と期待していた。
京都新聞


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