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発酵食の新商品「甘米」を開発 滋賀、試験販売へ
2016年2月26日
 滋賀県の高島地域雇用創造協議会は、発酵食の新商品「発酵食の素 甘米(あまごめ)」を開発、27日に高島市安曇川町西万木の和洋菓子店「とも栄 藤樹街道本店」で試験販売する。「アルコール分を全く含まず栄養価が高いので子どもにも安心。穀物本来の甘さを味わって」とPRしている。

 発酵食で高島を盛り上げ、家庭料理に手軽に取り入れてもらおうと開発した。「甘米」は米を麹菌で発酵させ糖化した甘酒で、酒粕で作ったものと異なりアルコールを含まず、「酒」のイメージを払しょくしようと「甘米」と名付けた。

 「飲む点滴」と言われ、多くのビタミンや食物繊維、アミノ酸などを含む。さらにグルタミン酸や食物繊維の多い昆布を加え「パワーアップ」させた。

 3倍に薄めて甘酒にしたり、砂糖、みりんの代わりに調味料として使えるほか、火入れをしない生の状態のため、食材を分解する酵素の働きが活発で、肉や魚、野菜を漬け込むと、胃にやさしい料理が可能という。

 同協議会は高島地域の雇用創出を目指し、市や経済・農林関係の団体が一昨年12月に設立。各種セミナーで人材育成を図るほか、新商品開発を進める。「甘米」は第1号で、試験販売の反応を商品の改善に生かし、販売事業者を募る方針だ。販売は午前9時から。50個限定。270円。問い合わせは同協議会TEL0740(25)5731。
毎日新聞


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