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暖冬一転、ゲレンデ白銀 滋賀のスキー場
2016年1月20日
 冬型の気圧配置の影響で20日、滋賀県内の多くのスキー場では今季初めてのまとまった積雪があった。今シーズンは暖冬で不振続きだっただけに、関係者は今後の降雪や来客増に期待を寄せた。

 米原市の奥伊吹スキー場では、一時40センチほどしかなかった積雪量が徐々に増え、この日の大雪で一挙に90センチに達した。

 今季は、予定より1週間遅れの昨年12月19日に営業を開始したが、その後、2度休止を余儀なくされただけに、専務取締役の草野穣治さん(34)は「フルオープンする準備ができ、ようやく本格的なシーズンに入れたというのが実感」と安どし、「これからますます人が増え、にぎわうのが楽しみ」と期待を込めた。

 県内でも屈指の豪雪地帯、長浜市余呉町の余呉高原リゾート・ヤップも積雪は60センチから80センチに。4日前に営業開始したばかりで、同スキー場のスタッフは「開始が1月半ばにずれ込んだことは今までない。おかげさまの雪。多くの人に滑りに来てほしい」と呼び掛けた。

 大津市、びわ湖バレイのゲレンデもこの冬最多の積雪45センチを記録した。この日は強風のため休業したが、広報担当者は「これで風がなければ、いい状態の雪を楽しんでもらえそう」と喜んだ。

 一方、人工雪でコース1本とキッズゲレンデを整備している高島市マキノ町の国境高原スノーパークは、積雪15センチでまだ全面滑走できない状態。客足も例年の半分以下で、大森昌隆支配人は「この雪で高島のスキー場に京阪神のスキーヤーの気持ちが向いてくれれば」。マキノ高原マキノスキー場(同町)なども積雪10センチで営業開始はお預けとなった。
京都新聞


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