紅葉の奥に広がる雲海 高島・おにゅう峠
2015年11月7日
高島市朽木小入谷(おにゅうだに)のおにゅう峠(標高八三〇メートル)で六日朝、雲海が広がる幻想的な光景が見られた。
雲海は晴天で風がなく、気温が一〇度以下になると発生しやすい現象。午前六時ごろ、日が昇るにつれ、紅葉で赤や黄色に色づいた峰々の間に、厚い雲が白い海のように一面に広がった。訪れた人たちは歓声を上げたり、夢中でシャッターを切ったりしていた。
市内の主婦安本雅子さん(64)は「湖の上に浮かんでいるみたい。切り取って額縁に入れたい」と興奮した様子だった。
びわ湖高島観光協会によると、雲海と紅葉は雪が降る十一月中旬ごろまで楽しめるという。
中日新聞+プラス
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