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滋賀・高島市が高島屋とタッグ ふるさと納税に特産品
2015年9月11日
 滋賀県高島市は11日、同市ゆかりの高島屋と連携し、ふるさと納税制度を利用して市に寄付した人に、高島の特産物を返礼品として贈る新たな事業を10月1日にスタートさせると発表した。高島屋が全国の顧客へのPRを担う。市は「高島の魅力を広く発信できる」とし、観光客や移住者増の効果を期待する。

 高島屋の創業者飯田新七は、高島市出身で米穀商の飯田儀兵衛の婿養子となり、約180年前に「高島屋」の屋号で古着木綿商を京都で開業した。高島屋は高島市内の中高生を対象にした奨学金制度を設けているほか、京都高島屋と洛西店(いずれも京都市)で高島の物産フェアなどを開くなど、市との付き合いは深い。

 新たな納税制度では、寄付額の50%相当の商品を贈る。返礼品は、高島屋のバイヤーが選んだ近江牛やふなずし、地酒など高島市内16社の60点。寄付は1万円から受け付け、ホームページから手続きができる。

 高島屋は全国約19万人のVIP会員に新制度を紹介するパンフレットを送るほか、京都、洛西両店にもパンフを置いてアピールする。

 高島屋がふるさと納税で自治体と連携するのは米子市(鳥取県)、高崎市(群馬県)に続いて3件目。11日は、福井正明市長と洛西店の森紳二郎店長が市役所で連携の覚書を交わした。森店長は「四季を通じた高島市の魅力をPRできる商品をそろえた」と述べた。
京都新聞


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