今が旬の湖西の不動産情報掲示板
滋賀・高島の豊かな自然体験 「YAMAJAM」で音楽と食、楽しんで
2015年9月2日
 大自然の中で音楽や食を楽しむイベント「YAMAJAM」が4、5日の2日間、福井県境に近い高島市今津町椋川の「椋川山の子学園キャンプ場」一帯で開かれる。山深い地にあるキャンプ場やかつて小学校の分校だった旧校舎を舞台にして、さまざまなジャンルの演奏を繰り広げるとともに、ジビエ料理など自然豊かな高島ならではの味覚が堪能できる。

 このイベントは、高島在住の若者3人が、自分たちの生まれ育ったまちの魅力を多くの人たちに知ってもらおうと昨年初めて開催し、2回目。同市安曇川町の古民家を会場にして開いた初回が好評を博したため、今回は規模を拡大。平成20年に児童数の減少で廃校となった市立今津西小学校椋川分校の旧校舎(現ECC学園高校)と、隣接する椋川山の子学園キャンプ場を会場に選んだ。

 初日は、会場周辺などで摘んだ花で飾りを作る「花の出前一丁」、キャンプ場の天文施設「山の子天文台」を使って開かれる「天体観察」など、自然を体験できるワークショップがメーン。2日目は、主催者の趣旨に賛同したアーティスト11組が参加し、演奏を披露する。モンゴル民謡「オルティンドー」や、八丈島の伝統芸能「八丈島太鼓」など、ジャンルにとらわれないさまざまなパフォーマンスが繰り広げられる。

 夜間はキャンプ場や旧校舎内に宿泊が可能。また、市内で収穫された新鮮な野菜や、地元・椋川地区などの郷土料理「サバそうめん」、シカやイノシシなど市内の山中で捕獲された野生動物の「ジビエ料理」といった高島ならではの食が豊富に用意される。

 主催者の一人、立石文音さん(29)は「すてきな食べ物や飲み物、場所や時間を多くの人たちとシェアしたい」と意気込んでいる。参加料は2千円(高校生以下無料)。問い合わせは立石さん(電)090・8448・9450。
毎日新聞


HOME
Copyright (C) 2015 Shoei Real Estate Corporation. All Rights Reserved