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発酵食文化を家庭に 滋賀・高島で「つながり隊」結成
2015年6月25日
 滋賀県高島市で古くから製造されてきた酒やしょうゆ、酢などの発酵食の文化を安全安心な食生活に生かそうと、市内の飲食業の経営者たちが「発酵つながり隊」を結成した。7月から市内で料理教室を始める。「発酵の働きを生かした料理を家庭でも手軽に作れることを広めていきたい」と意欲を見せる。

 隊は10人で立ち上げた。発酵を取り入れた料理法などで総菜や弁当を販売する他谷昌子さん(49)=安曇川町田中=が隊長を務める。

 料理教室はメンバーたちが講師となり、市民を対象に7、10、11月と来年1月に2回ずつ開催。また、肉を甘酒につけ込むと、微生物の働きで脂肪が分解されて柔らかくなったり、うまみが増すなどの発酵の仕組みや料理のレシピをホームページで紹介する。無農薬栽培の大豆を収穫してみそを作る交流会も開く予定という。

 他谷さんは「高島ではしょうゆを天然醸造で作るなどの文化があり、こうじも身近に手に入りやすい。食生活を少し見直すだけで人は健康になれる。若い世代も発酵に関心を持ってほしい」と願う。

 7月の料理教室は8、11日に催し、カフェ経営者で美容教室も開く三矢美保さん(46)=永田=が講師になる。鶏肉の甘酢炒めのほか、地元産野菜でサラダを作る。サラダのドレッシングには甘酒などを使う。

 8日は今津東コミュニティセンター、11日は安曇川ふれあいセンターでいずれも午前10時から。参加費千円。定員各20人で先着順。発酵つながり隊のホームページから申し込む。問い合わせは他谷さんの携帯電話090(9054)0446。
京都新聞


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